義務教育に「ヘアカット」を。

 

とくに、問題提起というわけでもなく、素朴な疑問なんですけど、

 

17歳で美容室に就職したんです。

その、美容師になりたての頃、

不思議でしょうがなかったんですが、

「ヘアカットを、小学校や中学校で習わないのはなぜか。」ということなんです。

 

そら、お前、そういうもんだろ。って話なんでしょうけども、

家庭科でエプロンとか作りますよね、まったく要らんのに。

大人になっても、使ったことないし。

 

いや、ハサミなどで人様の耳を切ったりしたら危ないじゃないかっていうんなら、

彫刻刀は中二病に冒された戦闘民族少年団の中では

普通に立派な「武器」として取り扱われてましたし、

なんならそれで自らの指をざっくりいっちゃってる子とか、いましたもんね。それと同じです。

それならじゃあ、化学の時などに使う塩酸などの劇薬はどうなんだ、それは良いのか。とか、いろいろありますでしょう。

 

だったら、家庭科でも美術でもいいんですが「ヘアカット」があっても

よさそうなものでしょう。と思うんですよね。

 

経済的にも優しいし、将来的にも就職活動とか集団生活においても、なぜ規定された髪型にする必要性があるのか、とか

知っていれば、もう少し違ったと思うんですよね。

夏休みに金髪にして休み明けに坊主にされることもなかったと考えられます。うん。

さらには、かなりのご家庭におかれましても、実生活などで相当役立つスキルだと思うんですけども、

なぜか義務教育という括りの中では二の次というか、議論にすらなりませんよね。

あー将来美容師さんになりたいんだーがんばってねー。くらいで済まされます。

 

不思議ですよねー。

 

それがあったら、私ももうちょっと早くこの業界に入る下準備と言いますか、前知識がある状態で

それでいて尚、美容師の道を選ぶかどうかって考えれたのになあって思うんですけどね。

 

そういうわけで、

美容師さん、引き続き募集してます。

突然なんの脈絡もなく、求人もしてみました。

 

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