今でこそ、夜間に開けているヘアサロンの美容師として
働いている身ですが、中学生の頃は悲惨でした。
年間遅刻回数200回越えを叩き出していたからです。
単にその当時、不良で学校に行かなかった。
と思われがちですが、意外と、成績は良かったほうなんです。
ですが、
思春期に入るか入らないかころから、
朝、全く起きれない。
という身体の異変が起こりました。
今でこそ「起立性調節障害」など、自律神経や体内時計の乱れによる症状として知られるようになってきましたが、当時はただの「朝寝坊」「根性なし」で片付けられる時代です。
決して学校を舐めていたわけではありません。
むしろテスト前にはしっかり勉強もしていたし、
学校に行けば友達とも普通に過ごせる。
それなのに、朝という時間帯だけは、まるで自分の体ではないかのように言うことを聞かない。
無理に起き上がろうとすると激しい立ちくらみや吐き気に襲われ、
布団から出るだけで一苦労でした。
周囲からは「意志が弱い」と見られ、
自分自身も「みんなができている当たり前のことができない自分」を責め続けるようになります。
200回という数字の裏には、毎朝繰り返されるそんな惨めさと葛藤がありました。
もうすでに中学卒業から30年になりますが
愛知県でこういう学校ができてきているのを知りました。
これは、めちゃくちゃ救いです。
が、
入り口がまだまだ狭いです。
私からすれば今の義務教育システムって
「朝から夕方まで」のいわゆる朝型生活の中で
団体行動や組織活動を習っていくシステムに近いと思っているんですよね。
でもそれは
高度経済成長時に必要とされる人材を育成する機関に近いんじゃ無いかと最近では思っていて、今の24時間型社会の中においてはどうなんでしょう?と疑問を持たざるを得ません。というか、そうでも思わないと希望を持って生きられませんでしたからね。
もちろん、もちろん成長段階の子どもたちには規則正しいリズムで
睡眠食事運動は必要でしょう。
昔は夜になると一斉に街の灯りは消えて他にはやることもなかったんでしょう。
けど、今の子供達って22時くらいまで平気で起きていたり、
世の中の経済も夜間もずーっと回ってます。
私を含め、多くの「夜型人間」に出会ってきましたし、
年齢に関わらず、私と同じような悩みを持つお子さんをお持ちの方も少なくない。
そういった方々や若者に向けて私は、こう、結論づけました。
「俺たちの身体の方が、時代に合わせて進化してきてる説」
を声を大にして、言いたい。
朝が合わなかった私でも、
こうして夜間に店を開けて楽しく美容師をやれています。
だから大丈夫。
朝が苦手なら、夜を自分の活躍するフィールドにすればいい。
