【中学生からの質問】美容師になるには、どんな人が向いていますか?

 

毎年不思議と、一年に2回くらい、

将来美容師になりたいという中学生や高校生の方からご相談を受けます。

 

まあ、私のブログとかを読んでくださってたり、

最近だとYouTubeとかやってるからでしょうかね、

こんな私のところへ来たのは、運の尽き。

 

と、言いたいところですが、

これも一期一会と思って、まじめにお答えさせていただくことにしております。

私が美容師になりたいと思ったとき、私の周りに美容師さんはいませんでしたので、

大変、困りましたので。

 

私の場合は、いきなり美容室に突撃して面接受けたら採用してもらえたので結果オーライでしたけども。

 

さて、タイトルにある質問ですが、

超難問です。

 

数年間、この問いについて考えておりますけれども、
美容師と一言にいっても、色んなタイプの美容師さんがおられますので、
それぞれ得意分野を活かした美容師になればいんですけど、

しいて言えば、

「いい人。」

じゃないでしょうかね。

 

まったく、道徳的な意味での善良ないい人である必要はないのですけれども、

なんていうか、

 

「相手の立場になって、ものを考えられる人」というか。

 

たとえば、食事に行って

「あ、そっち箸ある?」とか、「お腹すいてる?」
「冷房ききすぎてない寒くない?」とか、
いちいち、あけすけに口に出す必要はないんですけど、

常にそういう気配りとかするひとって、いい人だなあって
思いますよね。

それは、美容師として、必須のスキルだと思うんですね。
人を観察する能力というか。

 

というか、私、自分がお客さんだったら、美容師さんには
いい人であって欲しいと思うんですよね。

 

それ以外の、器用さだとか、頭の良し悪しなんかは、付加価値を生み出すというか、おまけみたいなものですので、
不器用でもまったく困りません。

 

いや、でも、もし、
練習の最中に「はい、じゃあ右手でハサミをもって。」と言われた時に、

 

「右手?なんですか、それは。」

みたいなことを真顔で言う、風変わりな人だと、かなり困りますけども。

 

まー、
相手の立場になってもの考えるってのは難しいですよ。
私もまだまだその辺は修行中の身なんですよね、

だから、

もしあなたが美容師になったら「がんばりましょうね。」としかいえないですけどね。

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