長年通ってくださっている、あるお客様が、
「会社の大事な場面で名刺を忘れるミスをやらかしたー」と悔やんでおられました。
大丈夫です、私に比べたら。
社会人の必須アイテムでございます名刺の話ですけれども、
一応、名刺は持っているんですけど、あまり持ち歩いてません。
肩書きも
「株式会社 ナイトサロンオーナーズクラブ 代表取締役 」ってのが、あるんですけどね。
たとえ、経営者が集まる、厳かそうな雰囲気を醸し出してるような場所でもです。
ま、いらんっしょ。と思ってます。いうても、美容師だし。今の時代、facebookとかあるし。
「ども、岩田雄一といいます。スマホで検索お願いします。」みたいな。
なんか、経営者の方々が集まる名刺交換の場でも、
だいたい、すっとぼけた顔で「すいませーん、名刺忘れましたー」で済まします。
こういう感じで講演的なことさせてもらう時があるんですけど、
もちろん、安定の「名刺忘れましたー」です。
そこはまあ、社会人ですので予定調和としてちゃんと「申し訳なさそうな顔」は、します。ちょっとだけ。
常識知らずとか、言われれば確かにそうで、損する場面がありそうなものですけども、
なんか良いんですよね、それが。私の場合。
相手をきちんと見れますし、
「あの岩田って小僧は、『この俺様』と会うってえのに名刺ひとつ持って来やがらねえ不届きものだ」つって、覚えてもらえますからね。
逆の意味であっても。
もし、「あ、やばい。」って思えば、後日お詫びとともに名刺お送りすればいいんで。
あんま無いんですけどね。
レストランとか、名刺もってかないとダメなお店とか行くときは持っていきます。それくらいじゃないですかね。
うちのような小さな会社で名刺が絶対必要な場面て。
いいんですよ、そのくらいであーだこーだいう人は、私とはたぶん合わないから。
たとえ、覚えてもらえなくても、まあ、困ったことは一度もないんですけども。
格好つけてるわけじゃないんですよ、「そんな不埒な俺って素敵だよね」みたいな、
そういう演出でもないんです、
普通にめんどくさいだけなんです。
不思議と、名刺交換したことのない方とのほうが、
というより、そんなことする必要のない人たちとの方が、仕事としては、長続きしてます。
本当に超恵まれているなっておもいます。有難いです。
なお、先方様から頂いた御名刺に関しましては、大切に保管してあります。
さて、来年こそちゃんと名刺つくろ。