夜の街を闊歩していたところ、
とある看板に、
え? と思い、二度見したのですが、
『和風牛丼』とかいてあったんです。
んー、ちょっと待てよ。と。
牛丼といったらアレだろ。「和」だろ。と。
「和」以外のなにものでもないのではないか。
「中華風牛丼」や「洋風牛丼」などは私の見てきた飲食店では
見たことも聞いたこともありませんでしたので、
ははーん。あれか。
「和風」という言葉を使っておいて「アメリカの牛」を使っていることに対してのカモフラージュをしているのだな。
なるほど。そういうことか。
ならばいっそのこと「アメリカ牛丼」でもいいのではないか。
そのほうが返って潔く聞こえるし、なんだかパワフルな印象をうけますので食べ応えがあるのではないかと期待しますよねえ。
等と、頭を巡らせていたところ、
だったら、
だとしたら、
『和風 明太子スパゲティ』は、
一体、なんなんだ。
どうなっているのだ。世の中。
表現の妙ですね。
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