もう20年ほど前になるでしょうか、
気軽にお手軽価格で髪の長さをロングにできる「エクステ」が流行ってきました。
ま、今でも若い方はエクステを付けたり外したりしているみたいですが。
「人毛100%」のものが人気でしたね。
で、先日Twitterでこのような記事が目に留まりまして、
米国家安全保障会議のウリオット報道官は、「非常に疑わしい13トンの人毛の積荷が、実はウイグルの強制収容所とのつながりがあることが判明した場合、最悪な事態となる。中国共産党にとってもだ」と述べました。 https://t.co/V7tfIHYBMj
— アメリカ大使館 (@usembassytokyo) July 2, 2020
これ、ふつうに考えたらわかるんですが、
「人毛100%」ということは、人由来の毛髪ですから、
「誰かの」髪の毛を、加工して、「エクステンション」として、流通してるんですね。
じゃあ、その髪は、どこから出てきてるか。っていうのが、先に載せた記事になるんですが、
日本国内で、「エクステの原料にしてもらうために髪の毛伸ばしてマース」みたいな、原料にするために、髪をのばしている人って、少ないでしょう。
いま、60代とか70代以上の方は、幼いころに長い髪を切って、
ご両親が、どこかに売ってた、そういう経験をお持ちの方もおられるかもしれませんが、
今のエクステの原料の産地は、
「インド」や「中国」です。
「エクステ」と直接結び付くかどうか、
ご想像にお任せいたしますけれども、
例えば、インドでは、年間5万人の子どもが失踪してるんです。
https://www.afpbb.com/articles/-/2906312
需要があれば、どこかから、供給が産まれます。
象牙も、そうですよね。ナショジオでよみましたけれども、
今も密猟者が絶えないそうです。
そういった事情がありまして、
うちでは人毛エクステは取り扱いません。
そのような、出処のわからないモノに頼るよりも、
きちんと、ご自身の髪をいたわってあげましょ。というお話です。